さて、今日はさっそく本題。 おこづかい帳はつけて頂いたでしょうか? サンプルが無いので、こちらで作ってみました。 [caption id="attachment_411" align="alignnone" width="300" caption="おこづかい帳"][/caption] 色々と思惑のある内容になっていますので、ご容赦を。現実にこんな生活の人が居たら、ちゃんと食事を取るように注意してあげてください。 ここで預金通帳を開いてみてください。これもサンプルが無いので、こちらで作ってみました。 [caption id="attachment_410" align="alignnone" width="300" caption="預金通帳"][/caption] 本物の預金通帳では、「メモ」ではなく、「摘要」と書いてありますね。。。すみません。 さて、気を取り直して。上の2表の桃色を付けた部分に注目してみましょう。この桃色の部分は、両方とも「ATMから現金を引き出した」という行為を表しています。12/3を例に挙げると、「預金口座から\5,000引き出し、お財布の中身が\5,000増えた」となります。12/11、12/19も同様です。当たり前ですが、預金通帳の支出金額とおこづかい帳の収入金額は完全に一致します。ですよね・・・!? では、ここでおこづかい帳を増やしましょう。まず、『食費帳』という、食事に使った費用だけを記録する帳簿です。この帳簿には「支出」しかありません。すると、下表のようになります。 [caption id="attachment_414" align="alignnone" width="300" caption="食費帳"][/caption] もう一つ、『交通費帳』という、交通費だけを記録する帳簿です。すると、下表のようになります。 [caption id="attachment_415" align="alignnone" width="300" caption="交通費帳"][/caption] これと、おこづかい帳を見比べてください。預金通帳と同じく、(前月繰越以外の)メモに記載された行為の支出金額に対して、同額が食費帳や交通費帳に記録されていますよね。これが重要なので、必ず覚えておいてください。 上表の預金通帳は立派な単式簿記、食費帳や交通費帳は簡略化した単式簿記になります。同様に、売掛金帳、買掛金帳、資本金帳、売上帳、消耗品帳、などなど、同じ感覚でおこづかい帳(単式簿記の帳簿)を増やしていくだけで、会社会計は成立してしまうのです。簡単でしょう? 重要なのは、お金が動く行為(簿記では『(簿記的)取引』と呼んでいるが、一般的な意味である売買取引のみならず、帳簿に記載すべき資金移動全てを指す)が発生した場合、『お金の出元』と『お金の適用先』の金額は必ず同額になること。そして、ある単式簿記の帳簿に記載した金額は、必ず同額を他の単式簿記の帳簿にも記録するようにすること。 この2つが複式簿記への入口になります。最後はちょっと無理矢理飛ばした感がありますが、時間の関係があったためご容赦を。 次回からは、具体的な会社会計に近い簿記の話をします。おこづかい帳は引き続き記録してくださいね。 <おさらい> 科目…仕訳入力した場合でも、科目毎を集計すると単式簿記になる。つまり、単なるおこづかい帳もどき。 仕訳…複数の単式簿記の帳簿に記録するのが面倒だから、一遍に記録してしまおうという方法。 貸借平均の原理…ある取引において、借方と貸方の金額は必ず一致する。 おさらいがおさらいになってない…実は、次回の予習になっている。 ゴルフの朝練…気温0℃でも練習場に人はいる。 日付 メモ 収入 支出 残高 12月1日 前月繰越 ¥3,500 12月2日 昼食 ¥500 ¥3,000 12月3日 銀行口座から引き出し ¥5,000 ¥8,000 12月4日 昼食 ¥500 ¥7,500 12月5日 昼食 ¥500 ¥7,000 12月6日 昼食 ¥500 ¥6,500 12月7日 昼食 ¥500 ¥6,000 12月8日 昼食 ¥500 ¥5,500 12月9日 昼食 ¥500 ¥5,000 12月10日 昼食 ¥500 ¥4,500 12月11日 銀行口座から引き出し ¥6,000 ¥10,500 12月12日 昼食 ¥500 ¥10,000 12月13日 昼食 ¥500 ¥9,500 12月14日 昼食 ¥500 ¥9,000 12月15日 昼食 ¥500 ¥8,500 12月16日 昼食 ¥500 ¥8,000 12月17日 昼食 ¥500 ¥7,500 12月18日 昼食 ¥500 ¥7,000 12月19日 銀行口座から引き出し ¥4,000 ¥11,000 12月20日 忘年会 ¥3,000 ¥8,000 12月21日 昼食 ¥500 ¥7,500 12月22日 昼食 ¥500 ¥7,000 合計 ¥15,000 ¥11,500 ¥7,000
BOKI:おこづかい帳×n=複式簿記(ただし、nは2以上の整数)
『遺言状』という接頭文字は一部で不評だったので止めます。 タイトルの部分は、G・A・T・A・サガ~♪ のノリで読んでください。 『複式簿記の実態は、1年間の「おこづかい帳」をちょっと面倒臭くつけるだけの話』という締めくくりをしましたが、今日のタイトルの方が的を得てるはず。 さて、その説明をする前に、この記事を読んでいる方への宿題。 『1週間の財布の中身(現金)について、おこづかい帳をつけること』。 まずはやってみてください。 ・日付 ・メモ(財布に入っているお金が増減した理由) ・収入(財布に入っているお金が増えた金額) ・支出(財布に入っているお金が減った金額) ・残高(財布に入っているお金) の5項目が記載できるようなフォーマットであれば、何を使ってもOKです。自分でノートやExcelを作る場合は、上の項目の順番も守って頂けると説明しやすいです。(実際のノートに付ける場合はココを参照。Excelが使える人はココを参照。) できるだけ細かく書いてください。(「コンビニで買い物」ではなく、『「BOSSブラック無糖1本」×1 \120、「マイルドセブン・スーパーライト」×1 \300』のように、商品単位で明細を付けてください。) そして、レシートは全て残しておいてください! あとあと、できれば銀行ATMで預け入れと引き出しを1~2回やっておいて貰えると嬉しいです。そして、来週の月曜日に記帳しておいて貰えるともっと助かります!! それでは。 <おさらい> 宿題…1週間、おこづかい帳をつける。 SW…1年以上使っているが、実はFlex-Sであったことが判明。 [amazon asin="4829205512" /] [amazon asin="B000REZQBW" /] 定番 通勤電車でもOK
